粉をふくどころじゃ済まない!赤ちゃんの肌荒れ対策にステロイドを恐れるな!

肌荒れトラブル
二人目の子は肌トラブルがひどく、上の写真みたくアトピーみたいになっていました。
生まれてすぐは特に問題なかったのですが2か月半ごろから、だんだんと症状がでてきて、心配しながらも、赤ちゃんのうちはこういう症状がでる子もいるのかなと思っていました。
(※ネット上の噂で母乳が効くとあったのですが、うちの子はもっとひどくなりました。)

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肌が乾燥しやすいのか、フケがすごくでるというか、髪の生え際を中心に、粉をふく症状がでていました。(丸い頭も手伝って、まるで粉吹き芋みたいでした。)
粉吹き芋みたいな肌

肌は、乾燥しているようでいて、じゅくじゅくと膿んでいるような状態になっており
栄養療法を進める皮膚科の医師の診断では、「亜鉛」が足りないということでした。
奥さんも亜鉛が不足しているので爪とかが悪く、母乳から赤ちゃんに注がれる量も当然少なくなります。
亜鉛ってなかなか高級食材にしか含まれておらず、ちょっと高めですが、サプリで補うことに。またステロイド軟こうとして「キンタベート」という弱めのものをいただき、母親が「亜鉛」のサプリを飲みながら、母乳で赤ちゃんにも提供する間接療法とでもいいましょうか。

でも、そんなにすぐすぐ効果でるわけでもなく、一か月くらいしたら、たまに肌の状態が良くなる日もあったのですが、次の日には元通りとなったり、を繰り返していました。

そうこうしているうちに、4か月検診のときに、診察していただいた小児科の医師から、あまりに症状がひどいということで、すぐに病院に行くことに。
ここまできたらとりあえずステロイドで一旦、きれいな状態にもっていかないと、自己回復できなくなるかもしれないということで「マイザー」という強めのステロイドとかゆみを抑える粉薬をいただきました。(かゆみ止めは赤ちゃんのミルクに溶かして飲ませます。)
で、塗ってみたらかなり効きまして、2-3日でここまで回復しました。
ステロイド剤の効果

でも親としては心配もあったんですよね。
そもそもステロイドって副作用とか危険じゃないの?
小児科医の話だと、ステロイドは適切に使えばアトピーなど肌の治療には欠かせないもので、日本のメディアによって誤った情報が普及してしまい、イメージが悪くなっているということでした。
こちらのサイトとかで、非常に参考になる情報がまとめられていました。
ステロイド外用剤の上手な使い方

お医者さんの指示通りマイザーを塗って一週間おきに診断していただき、2週間後にはロコイドという弱めの薬に切り替えて、さらに一週間して、ここまで回復しました。
マイザー2週間ロコイド1週間
血液検査もした結果、食物アレルギーとまでは言わないまでも、割と高めの数値で反応する食物がありました。小麦粉とか卵白とか・・・それらが空気中に舞っていると肌のじゅくじゅくが治らなくなったりする可能性があるとか。
アレルギー

今回の件を通してあらためて感じたのは、
素人がネット上の情報で勝手に判断せず、ちゃんと専門医にみてもらいましょう
ということです。
最近は調べればさまざまに情報が手に入る時代ですが、やっぱり実例として見てきた症例数が違うわけです。患部を見て適切に診断でき、治療方針を出せることが専門家なのです。
またステロイドについての認識も、メディアによって誤った観を刷り込まれていたことに気づきました。今の時代、情報武装は大事なことですが、情報の質を判断できなければ意味がありません。
特に病気のことをネット上の情報をうのみにして素人判断するのは避けましょう。
子供のことなので、個人的には皮膚科よりも小児科がいいとは思いますが、ケースバイケースなのでセカンドオピニオンも含めてよくよく医師と相談するようにしましょう。

※この記事で紹介した事例も参考程度にして、ちゃんと病院行ってくださいね。

とういうわけで今後は離乳食も始まってくるので、食物アレルギーのリスクとも戦っていかなければなりませんが、親として覚悟を決めて取り組んでいきたいと思います。

[記事公開日:2014年6月7日]
[最終更新日:]

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