初語(しょご)と発語(はつご)は紛らわしいですが、赤ちゃんが初めて意味のある言葉を発するのが初語で、
発語は大人であれ子供であれ言葉自体を発することです。つまり言葉を発し始める頃を発語の時期といいます。
(なんだかよく似ていて、やっぱり紛らわしいですね・・・)
ここで紹介するのは、私の娘の初語の時期が遅く不安を覚えたときの話です。
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娘は割と活発に喃語(なんご:あーあー、うーうーなど意味のない発声)を話し、何を言っているかはわからないけど、音声を発すること自体を楽しんでいるようでした。
しかし、意味のある言葉をなかなか使うことが出来ず、1歳8か月になっても状況は変わりませんでした。
(ママとかマンマも使えない。)
妻が1歳半でも初語がないのは深刻な状況だとネットに書いてあった(笑)と心配そうにしており、情報の真偽はともあれ、初めての子供なもので、私も少々心配になりました。
そんな折、娘を公園に散歩に連れて行ったとき、元気な男の子を連れたお母さんが現れました。
随分たくさん話す子だったので、話題にしてみたら、今2歳10か月になるが、最近になってようやく話すようになったとビックリ回答。
そのお母さんも、ずっと心配だったが、一度話し始めると、ものすごい勢いで言葉を話すようになったとのこと。
その子の場合、幼児を預かってくれる施設に、子供を遊ばせに行ったら、周りの子供が話しているのがいい刺激になったのか、どんどん話すようになったとのことです。
娘がちょっと遅めの1歳半検診を受けたところ、犬や猫の絵を見せて、ワンワンはどれ?とかニャンニャンはどれ?と聞いても指さしが出来ないのですが、
そもそも犬の事をワンワンと教えたことがない。むしろ英語でDogと教えていました。
同じ時期に生まれたドイツ人と日本人のハーフの子がいたのですが、普段、父親がドイツ語で話しかけているらしく、その子も初語はまだということでした。
多言語環境だと、子供の言葉の習得が遅れる場合があるのかもしれないですね。
一つアドバイスしていただいたのは、子供に自分の口の動きをちゃんと見せるようにして発声してあげた方が良いということでした。
最近、娘が「あーいーあーいー」とか、ひたすら「あ」と「い」ばかり口ずさんでいて、もしかして初語は「愛」?
とかウカレましたが、「愛」という言葉の深い意味が分かって使えるようになるまで、何十年もかかるんでしょうね。(笑)
その後、結局、娘は1歳11ヶ月くらいで、「あか」とか「あお」とか2音で構成される言葉を大人に続いて言えるようになりました。
これらの大きい要因と思っているのが、家にお客さんを呼んだり、または自分が出向いたりすると、結局大人が話している環境の中で自然に言葉を観察していたり、また、多くの人が関心持って話しかけてくれたりする機会が増えるので、結果、言語習得を促進させるような気がしています。
また、2歳2ヶ月で「たまご」とか「トイレ」といった3語が言えるようになり、意味がわかって「ダメ」「貸して」などを扱うようになりました。2歳前後の伸びの勢いを感じました。
個人的に効果があったと感じたものを上げていくと
- 言葉が出来る少し上の年齢の子と遊ばせる。
- おしゃべり好きな大人のいる場所に連れて行く。
- こどもちゃれんじの「はてなんだくん」
- 自作したWEBツール「こどもWEBカルタ」
- 「こども動画チャンネル」の言語練習動画
などになります。今はすっかりしゃべるようになったので、一過性の心配事でしたが、ご参考までに。
※ちなみに二人目の子は9か月でパパ・ママと親のことをわかって呼べるようになりました。やはり周囲の環境は大切ですね。食べるのが大好きなこともあり、1歳3か月で「食べよー」という言葉も!
二人目の子はやっぱり話し始めるのが早い
(画像提供:プロカメラマンのフリー写真素材・無料画像素材のプロ・フォト)
[記事公開日:2014年1月16日]
[最終更新日:]
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