イクメンが教える!立ち合い出産の際の夫の心構えと準備しておくこと

夫の立ち会い出産
先日、二人目の子の出産に立ち会いまして、めでたく女児を授かりました。
一人目の際も立ち会えたのですが、出産の現場は、正直、私の人生で最も感動する瞬間の一つだと言っても過言ではないです。

あの切迫した現場で、必死に痛みをこらえる妻の手を握りながら、夫婦が一体となって、新しい生命の誕生へと渾身の努力を注ぎ込む。出てきた子も、力の限り、大泣きして、一生懸命呼吸する。
今回も、胸が割れるような感動で、思わず涙があふれ出てしまいました。

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さて、自ら経験したものとして、私は立ち会い出産を強烈にオススメするのですが、どうも賛否はあるようでして、知人の中には、何もしないで傍観している夫を分娩室から追い出したという話も聞きます。

その話を聞いて、何もしないで傍観って夫は何やってんの?と思いました。

あえて書くのもなんですが「立ち会い出産」って、

珍しいものを見るためのものじゃない

ですよ

言うなれば、男性には決して理解できない陣痛の痛みや、妻の出産に対する不安を少しでも和らげてあげるための夫の愛情であり、夫婦の絆を深める共同作業ともいえます。

せっかくなので、私が二回の経験の中で、心構えや準備しておいて良かったと思うことなど、まとめてみたいと思います。
立ち会い出産の際の心がまえ

・立ち会いを実現するためのスケジュール調整

日ごろから、もうすぐ出産であることを周囲に知らせておきましょう。
昔は、そんなことで会社を休むなんてという風潮があったかもしれませんが、時代が変わりました。
いまどき、出産に臨む妻を置いて、出勤させる会社はブラックです。
自信もって、休暇や早退できるようにスケジュール調整しておきましょう。

・陣痛室での話し相手と痛い所をマッサージしてあげる

事前に準備しておくことではないですが、陣痛室で一人孤独に痛みに耐えるのって、とても辛く大変なことです。
ただ単に話し相手になってあげるだけで、随分女性の不安や痛みは和らぎます。また背中からお尻にかけて陣痛のたびにひどく傷みますので、痛い所をさすってあげてください。

・妻との思い出のグッズや写真

これは分娩室に入ってからのとっておきです。陣痛の間隔が短くなり、いよいよ覚悟を決めていかないといけないとき、夫婦にとって何か勇気づくような思い出の品や写真などを見せてあげると、強い気持ちになれます。事前に何を用意するか同意の上でもいいですが、サプライズの方が威力があります。失敗すると逆効果のリスクもあるので、自信がなければ事前に話し合っておきましょう。

・水分やリップクリーム

分娩台に移って、陣痛の痛みが増してくるころには、かなり女性の口は渇きを覚えます。水分や普段使用しているリップクリームをすぐに渡せるように手元に用意しておきましょう。落ち着く効果もありますので、タイミングよく差し出してあげてください。

・小さすぎる子供は同伴しない

家族一緒に、出産の現場に立ち会いたいという希望があるかもしれませんが、お産の現場の母親の姿は、普通ではないです。
小さい子供には強烈過ぎて、パニックになり、大泣きするかもしれません。事の重大さを理解できない年齢の子は、同伴しない方がいいです。迷うことなく親元などで預かってもらいましょう。

・呼吸法

これ、重要です。できれば事前に夫も一緒に練習して、最後の踏ん張りのときに、おちついて呼吸をリードしてあげましょう。
手をしっかり握って、一緒に呼吸しながら、一体になって出産するのです。あまりの痛みと苦痛で浅い呼吸になるしかない中、声に出す呼吸でペースを作ってあげることが大事です。

・「大丈夫、そばにいるよ」と言ってあげる

自分で書いていて顔から火が出そうな言葉ですが、分娩台で陣痛の痛みがマックスに達したとき、女性は痛みでほぼ泣いてしまいます。そんな中、痛みを和らげる言葉をかけてあげてください。表現方法は別に一つではありません。自分の言葉で、思いが伝わるように語りかけてあげることです。


と、思いのままに一気に書いてしまいましたが、実際は普段の夫婦関係の延長の上で成り立つものなので、型に捉われずに、自分たちの答えを見つけ出すのがいいでしょう。

それでは、夫婦の絆がますます深まり、明るい家庭が築けることを祈ります。

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[記事公開日:2014年1月14日]
[記事更新日:2014年1月14日]

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2 Comments

  1. Kay

    二人目の誕生おめでとうございます。

    我が家も立会いでしたので、奥様がどれほど心強かったことか想像がつきます。
    ひとりで戦うのはすごく不安なんですよね。

    ときどき陣痛のあまりの辛さに夫に八つ当たりもしましたが。。。(笑)

    先日メール、コメントをさせていただきましたが手違いで届いていないのかと心配しています。

    お返事をいただきながら、失礼がなかったかきにしていました。
    どちらも届いていなければ、再度送信させていただいてよろしいでしょうか?

    しばらくは新生児誕生の幸せで忙しい日々が続くと思いますが、家族みんながちからを合わせて楽しい毎日をお過ごしください。

  2. 通りすがり

    ブログのタイトルにイクメンってついてることに、子育てを協力してあげてる感じが見えますが。。。
    イクメンっていう言葉の意味が人によって傷つけることわかってるのかな。

    ほとんど、~してあげる という言葉を使っているあたり、するのが当たり前なのに、やってあげる感じがとても見えました

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