イクメンの定義って何?と割と疑問に思うパパさんはいると思うのですが、一応こんな風に書かれています。
「イクメン」とは「子育てする男性(メンズ)」の略語。単純に育児中の男性というよりはむしろ「育児休暇を申請する」「育児を趣味と言ってはばからない」など、積極的に子育てを楽しみ、自らも成長する男性を指す。実際には、育児に積極的に参加できていなくても、将来的にそうありたいと願う男性も含まれる。-コトバンク-
実は、この「イクメン」という言葉を作りだした団体、NPO法人『イクメンクラブ』の「イクメンクラブ3カ条」にはこうあります。
1.イクメンとは、「“育児を楽しめるカッコいい男”のことである」
2.イクメンとは、「子どもたちを広く多様な世界へ誘いだす」
3.イクメンとは、「妻への愛と心づかいも忘れない」
最近では、単に子育てに関わるだけでなく、家事も積極的に手伝っていることや、子供を保育所や幼稚園まで連れていくなど、やたらとハードルが高くなっているようで、その風潮に反発するパパもそれなりにいます。
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ここで重要なのは、
要するにイクメンを認定するのは奥さん
だということです。
自分がいかに頑張って育児に取り組んでいても、近所の人から育児に積極的に関わっているように見えても、奥さんが認めてくれないとイクメンではないということなのです。
かくいう私も、自分がイクメンだなんて思ってもいませんでしたが、妻と対話している中で自分がイクメンだと思われていたことで認識したのです。(自らイクメンを自称しているわけではないですよ。)
そういうわけで、自分としては別にイクメンと呼ばれようが呼ばれまいが、どうでもいいのですが(実際、料理とかは一切しないし)、一つだけ心掛けていることがあります。
いきなり答えを言うのもなんなので、ちょっと前置きから話しますと、
たまに来て大喜びで世話をする祖父母と違い、いつも一緒に暮らしている親の立場としては、育児は非常にストレスになります。本当に疲れるし、一人になりたい時間がいつでも欲しいのです。
特に専業主婦とかだと、どこにも逃げ場がないし、子供の遊びに付き合い続けて、掃除も手につかず、家事もどんどんたまっていくし、友達とおしゃべりして発散させる機会もないといつかは爆発してしまいます。
表面をいくら繕っても、ストレスがたまっていると毒ガスのような雰囲気がでるので、すぐにわかります。
私は家庭に毒ガスのような雰囲気が蔓延しないように、家事も手伝い、子供の相手をしているうちに、いつしかイクメンと呼ばれるようになったのです。
結局、大人でも感じる空気って、当然子供は敏感に察知しているものでして、いかにしてそういう空気を家庭に蔓延させないかを心掛ける必要があります。
勿論、私もずっと子供の相手をして、自分がやりたいことや、やらなければならないことがたまっていくと、毒ガスが出てきます。
要するに、夫婦でバランスとって適度に分業しながら互いのストレスを減らすことが本人達にとっても子供にとっても良い環境へと繋がるのです。
あらためて私が心掛けていることを書き出しますと
結局、この一言につきます。
この土台があってこそ、子育ての環境も整うのです。
お互いに納得して、家事・育児を分業できていれば、大きな問題はありません。イクメンと呼ばれるかどうかなんて関係ありません。
土台がゆらいでいるようなら、あらためて家庭の置かれている状況を観察して、何に重きを置くか取捨選択するのがいいでしょう。
以上、随分話が脱線しましたが、要するにイクメンとかあれこれ言う前に、円満な家庭を築きましょうということでした。それでは!
(画像提供:ペイレスイメージズ)
[記事公開日:2013年12月8日]
[記事更新日:2013年12月8日]
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