インフルエンザ予防接種のもう一つの副反応 ‐幼稚園に潜む危険‐

インフルエンザ予防接種副反応
みなさんインフルの予防接種は受けられていますか?私は、自然罹患してしっかりした免疫をつける派なので、最近は家族一同受けていません。
昨年、人生初のインフルエンザにかかりましたが、3年連続かかるでもしない限り、予防接種を受けるつもりはありません。

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さて、本題ですが、インフルエンザ予防接種の副反応のお話です。

いわゆる予防接種後の種々の症状については、専門のサイトでご確認ください。端的にまとめれば以下のようなものがあります。

注射部位が赤くなる、腫れる、硬くなる、熱をもつ、痛くなる。通常は2~3日で消失。
発熱、悪寒、頭痛、倦怠感、一過性の意識消失、めまい、リンパ節腫脹、嘔吐、下痢などもまれに起こる。
他にも、ショック、アナフィラキシー様症状(蕁麻疹、呼吸困難など)・急性散在性脳脊髄炎(接種後数日から2週間以内の発熱、頭痛、けいれん、運動障害、意識障害など)・ギラン・バレー症候群(両手足のしびれ、歩行障害など)・肝機能障害、黄疸・喘息発作などは非常にまれなケース-斉藤小児科-

さて、タイトルで「もう一つの」と表現しましたのは、これら以外に、

意外な盲点となる予防接種問題

に出くわしたためです。

それは子供を保育所や幼稚園に預けていると必ず遭遇する問題です。

一般的に子供や老人はインフルエンザ予防接種を受けることが推奨されています。成人に比べて、体力もなく、抵抗力が弱いためとのことですが、
実際に幼稚園では毎年インフルエンザにかかる子がたくさんいます。(予防接種受けてても。)

医療関係者の言い分では、予防接種を受けたからと言ってインフルエンザにかからないわけではなく、かかった時の症状を軽く抑えられるので子供にはやはり有効ということです。

しかし、ここに意外な落とし穴があるのです。

というのは、

予防接種のおかげで、症状が強くでてないだけで、インフルエンザにかかっている子が、普通に幼稚園に登園してくる

のです。

他人にうつそうが、そんなの関係ありません。だって本人は症状軽いのですから・・・

これはうつされる側としてはたまりません。
「インフルエンザにかかったならちゃんと自宅待機しとけよ!」と言っても本人すら気づいてないのだから防ぎようがありません。

つまり、インフルエンザ予防接種には本人の体におこる副反応だけでなく、周囲に蔓延させる危険性を高めるという副反応があるのです。

予防接種についての考え方は人それぞれだと思いますが、受けていれば大丈夫だったなんて実は証明しようがありません。副反応による死亡例だってあるのです。(死亡にまで至るのは高齢者に多く、副反応の報告自体は低年齢層に多い。)

社会が発展し、先進国ほど、一人の死亡例でも大騒ぎする時代になってきました。
しかし、その一人が自分の子供かもしれないという恐怖をあおって、意味があるかどうかも不明なものを社会全体で推進するのもどうかと思います。

一人一人が自分の見解をもって、自己責任で判断していきましょう。
それでは、今日のところはこのあたりで。

(画像提供:Photo AC

[記事公開日:2014年11月25日]
[最終更新日:]

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