会社から家に帰るとすさまじいほどの家の散らかり具合、それを整理整頓することが日課になりそうな勢いの日が続く5歳と2歳の娘をもつイクメンの生活です。
自分は仕事で疲れて帰るのに、何で家でもまた疲れる仕事が待ってるんだ?と愚痴りたくなる日もあります。
そんな折に考えたイクメンのもの思い。
スポンサーリンク
私は学生自分にはサッカーをしていて、ちょっとしたチームのキャプテンも務めていました。
キャプテンの役割はチームをまとめるという一言で言ってしまえばそれまでですが、その取り組み内容はやりようによっては多岐にわたります。
例えば、練習メニューを考えたり、チームメンバーの関係性を良くするために旅行を企画したり、プレーする場所の確保や、対戦相手との調整事など、全部ひとりでする必要はありませんが、チームとしてはたくさんの仕事があります。
そんな中、単に技術が一番上手な人がキャプテンに向いているわけではありませんし、チームメイトからの信頼や認められる何かがないとキャプテンは務まりません。
個人的に思うキャプテンの一番大きな役割はチームメイトがいかに楽しくプレーに取り組めるか、またはチームが困難なことにぶつかったとき、一丸となってそれを打破していくのか、個の力ではない、チームの力をいかに伸ばしていけるかだと思うんですよね。
さて、話が大分脱線してますが、
ここでイクメンが思うことは、「私たちは家族という一つのチームのメンバーである」ということです。
勿論、個々はそれぞれの人生を生きながらも、しばらくの間は家族という同じチームの船に乗っているのです。
個々の人生のライフイベントは、個々のものだけでなく、家族全体のイベントだし、喜びも痛みも同じように共有していくのです。
さて、タイトルの通り、家族というチームにもキャプテンとなる存在がいます。
うちの場合は、私がそうなのですが、果たして自分はキャプテンとしてどんな働きをしているだろうか?ということを考えるようになったんですね。
チームメイト(子供たち)一人ひとりの成長のため、どんな練習メニューを考え、一緒に取り組み、弱点を克服し、伸ばすところを伸ばしてあげ、
また、チームとしての連携がうまくいくように、協力の大切さを教えたり、いいムードとなる関係性を構築したりと、本当にいろいろやれることってあると思うんですよね。
しょうもない片づけに愚痴ってる場合ではなく、仕える姿勢で、チームメイトにも掃除してきれいな空間の心地よさを体験させてあげたり、言葉や算数を教え、相手のことを思いやれる優しい心をはぐくんであげ、一人ひとりの力が伸びて、一つにすることに成功した場合、家族というチームはものすごい力を発揮するんですよね。
野球やサッカーのチームでも、強いチームには理由があります。
個々の能力だけでなく、チームとしての連携や、監督の存在感、チームに漂う、良いムード。
そういうチーム作りを学び、いかに家族というチームに取り入れていくかって大事なことだと思うんですよね。
個々人にも得手不得手はあるので、本人が強みを発揮できるところで勝負するのも大切な試合運びです。
私たちは毎日、人生という試合に立ち向かっているのです。
そんな中、毎日、家族というチームをいかに率いていけるかが、キャプテンの腕の見せ所なのです。
キャプテンにも色々なタイプがいますし、どれが正解っていうこともありません。
ただ、一人一人が自分の個性を生かしたチームを作っていけるようにしたい、それを助ける家族のキャプテンであろうって最近考えるようになりました。
この頃、キャプテンという名作動画を長女と一緒に見ているイクメンのちょっとしたもの思いです。
(画像提供:Photo AC)
[記事公開日:2016年6月17日]
[最終更新日:]
スポンサーリンク
コメントを残す