最近、私の周辺でよく耳にするフレーズ「叱らない育児」とか「ダメと言わない育児」とか。
いろいろ議論をかもしだすトピックだと思います。
タイトルのままですが、私は叱ることもダメという言葉も育児の中ではなくてはならないと思っています。
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これらのフレーズの起源ってどこからきているのか、はっきりとはわかりませんが
尾木ママの叱らない育児とか保育士おとーちゃんの「叱らなくていい子育て」 (PHP文庫)とかだと思います。
しかし、少しググってみると割と失敗談が大量にでてきます。
一例をあげてみますと、
うちもその手の本に感銘して叱らない育児を
してきました。
結果、失敗しました・・・。
(命にかかわる危険な事だけ叱りました)
4歳になってからでは遅いです、親の言うことなんて
聞きません。
3歳までにしっかり躾してしっかり叱るべきだったと
思いました・・。
ちなみに水溜りでも好きに遊ばせていました。
今思うと、1歳ならいいと思いますが2歳くらいから
はしっかりと叱るべきでした。
Yahoo知恵袋
40代後半の2児の母です。親しい友人2名が、ダメと言わない育児を実践しました。まだ中学生なので継続中かな。その結果、その子たちは見事なまでにわがままな性格に育っています。
幼児だった頃には、「まだ小さいからダメって言ってもわからないし。」とダメと言わず、好きなことを好きなだけやらせていました。小学生になってからは「のびのび育てたい。」とのことで相変わらず、ダメと言わず育てていました。小学生中学年くらいから「うちの子は言うことを全く聞かない。」と愚痴っていましたが、第三者の私からみれば、理由は明白。小さい頃からダメと言われたことがないので、なんでも自分の好きなようになると思い込んでいるんですから、当然です。今更そのわがままな性格は治らないようです。
ダメと言わない育児の成功例なんてあるんでしょうか?ダメと言わない育児だけはおすすめしません。世の中、何歳であろうと、やってはダメなことはあるわけですから。育児頑張ってください。
発言小町
車を運転するとき、最初に覚えなければならないのは「ブレーキ」です。
もしブレーキの方法を教わらない人があちこちで車乗ってたら、恐ろしいですよね。
結局、ダメという言葉はこの「禁止」の概念を覚えるためには絶対必要なんですよね。
たとえば、小学生になって、宿題やらなきゃダメでしょ!お片付けしないとダメでしょ!夜更かししちゃダメでしょ!
要するにしつけに使う言葉として短絡的に使うのは、賛成ではありませんが、人としての道理を覚えていく過程でダメという言葉がなくてはなりたちません。
また、ある程度成長すると、ダメと禁止されることが自分を否定されたと感じたりする可能性もありますが、乳幼児のうちは、そうではありません。むしろ、自分のことを心配して、何がいけないことなのかを教えてくれていることがもっと愛情として伝わるのです。
つまり、幼児のときこそ、ダメという言葉が必要なのです。子どもが大きくなったら安易に使えません。
いろいろな意見があるでしょうが、個人的にはこちらの記事が一番バランスとれている内容を書いていると思いました。
保育・養育そうだん室:第35回 よくある質問(11):「だめ!」と言ってはだめなの | 愛育ねっと(子ども家庭福祉情報提供事業)
結局、ほめることと、ダメという言葉で道理を教えていくことって、車の両輪だと思うんですよね。
片方だけだとやっぱりダメなのです(笑)
極端に方輪ばかりに力が入ると、スピンしちゃいますから、バランスよく子育てしていきたいものですね。
それでは簡単ですが、今日のところはこのあたりで。
(画像提供:Photo AC)[記事公開日:2015年4月13日]
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