以前、紹介した子供向けアプリのなかで、BeXide.inc開発の「しかけ絵本あかずきん」がなかなか秀逸だったので、同社シリーズの「ももたろう」を試してみました。
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この、ももたろうアプリですが、無料版はいいところで終わっていて、続きが見たい娘のために有料版を購入したところ、後半に出てくる鬼との対決シーンに予想外にも、格ゲーっぽい要素があったのです。
単にももたろうを鬼のところへ移動させるだけなのですが、鬼をやっつけて痛快感があったようです。
それで「やっつけたー!」と大喜びの娘でしたが、これってこのまま味を覚えさせると、格闘ゲームへハマらないかいささか不安になりました。
この手のアプリを通じて
・世の中には、悪い存在がいるということの認識
・悪い存在を成敗することが正義である
・困難や試練を乗り越えて目標を達成する喜び
などの要素が隠されていると思います。
でも、これって現実の世界では、悪の定義からして結構深い問題でして
誰が悪なのか?を判断する指標があいまいなんですよね。
悪を決定づける側が、実は根源悪だったりするのです。
子供はものごとの裏なんて考えず、見たまま聞いたまま、周囲に悪とみなされたひとをやっつけることが正義だと思っていく。
勿論、はじめからそんな複雑な事情を教えてもかえって混乱するので、最初はこの手の物語りを通じて、善悪をはっきり教えてあげることも大事です。
ただ、いつかは、子供と向き合って、「何故、鬼が悪なのか?」について、一緒に考えたいテーマだったりします。
大切なことは、何が悪なのか?自分で判断できるようにさせてあげること。
イクメンのなんでもない物思いでした・・・。
(画像提供:ペイレスイメージ)
[記事公開日:2014年2月25日]
[最終更新日:]
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