子供の「できない」に思う、とにかくやることの大切さ

子供の「できない」
長女ももうすぐ6歳になりますが、そろそろ出来ることが増えてきた反面、うまく出来ないときの「できない…」というイジケも見られるようになりました。そんなやりとりを通じて考えたことを記録しておきたいと思います。

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きっかけはトランプ遊びでした。
神経衰弱しか知らなかった長女が、いつのまにかババ抜きを覚えていて、一緒に遊べるようになっていました。
ババ抜きって相手が子供の場合、目を見てたら、だいたいどれがババなのかわかるものですが、うちの子の場合、そのコツも教わってるのか、はたまた天然かわかりませんが、目を向けてるカードとババが一致しなくて、普通にいい勝負になります。
今はいろいろなトランプ遊びを覚えたいのでしょうが、さすがにポーカーとかまだまだ難しく、「ジジ抜き」、「七ならべ」、「戦争」、「豚のシッポ」くらいがやっとです。(このうちジジ抜き、七ならべは二人だと相手の札がわかるので全然面白くない・・・)

どのトランプ遊びをしてても起こるのですが、まだまだ手先がついていかずに、すぐに手札をこぼしてしまったり、配られたカードを整頓するのも、「うまくできない…」とすぐに諦めてパパにしてもらおうとします。

諦めグセがつくのも良くないし、すぐにパパに頼ろうとするのも子供のためにならないと思い、少し厳しく突き放してみました。
「出来なくてもいいからとにかくやってみなさい。」
「まだ子供だからできなくて当然。何度もやっているうちに、指が器用になって出来るようになるんだよ。」

トランプをシャッフルしたり、カードを配ったり、大人なら簡単にできる作業も、良く観察してみると結構難しい作業を指が自然に動いていることに気づきます。
当然、子供にとっては難しく、時間がかかるし、失敗も多いです。
自分が子供の頃、それを練習した覚えはありませんが、とにかく遊びでやっているうちにどんどん早くできるようになったし、頭で考えて動かすのでなく、指が勝手に動いているのがわかります。
子供にそれを教えて出来るようになることでなく、とにかくやることで指が覚えていくことです。

足し算プリントとかも最近は自分からどんどん挑戦していますが、5+5=10とか、最初は指で数えていたものが、答えそのものを覚えていくようになります。
頭で考えて判断するよりも、そのまま覚えてしまう時がくるのです。

これって、子供に限らず、どんなジャンルにしても同じ事が言えると思います。
英語の勉強にしても、頭で考えて理解するよりも、繰り返し使って、そのまま覚えてしまうのが自然な学習方法です。

たくさん聞いているうちに、聞こえなかった言葉聞こえるようになるし
たくさん話しているうちに、口の筋肉がついてきて、それまで話せなかった言葉が話せるようになってくるのです。

スポーツだって一緒で、やっているうちに筋力も運動神経もついてきて、スムーズに出来るようになってきます。

大人になればなるほど、理屈を追及しがちですが、ある一定の基礎ができるまではウダウダ言わずに「とにかくやる」ということが大切なのです。

子供の成長の家庭を通じて、ものごとの上達のコツを垣間見た瞬間でしたが、仕事でも必要な英語のブラッシュアップを「とにかくやる」の姿勢で取り組んでいる今日この頃です。

(画像提供:Photo AC

[記事公開日:2016年12月20日]
[最終更新日:]

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