親が見てきた光景を、今自分が見ている

家族
3歳半になる長女が成長してきて、生後半年の次女と遊んであげたりするシーンが見られるようになってきました。
最初は赤ちゃん返りすることの方が多かったのですが、だんだんとお姉ちゃんとしての自覚が芽生え始めたのか、ほほえましいばかりです。

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先日、長女が次女を抱っこしている写真が撮れたので、私の母親に送ってあげたところ、大変喜んで、また懐かしい話を感慨ぶかそうに話してくれました。

私には4つ上の兄がいるのですが、私が保育園に通っていたころ、母は3男を連れて
働きに出ていたので、小学生の兄が毎日、私を保育園に迎えに行ってたのを思い出すと。

その話を聞きながら、確かに私にもその記憶があって、保育園からの帰りの道をいつも兄が手を引いて連れて帰ってくれてたのを思い出しました。

正直、私も二人目を育てるようになって、一体どうやって皆3人も4人も育てるんだろう?と親の力も借りながら、全然、人手が足りない現実にぶつかっていたのですが、

こうやって子供たちが成長して戦力になっていく姿を見ながら、どんなに大変に思えても、どうにか乗り越えていけるようになっていると最近感じることが多いです。

でも改めて、自分の小さい頃の記憶がよみがえってきて、同じことが今も繰り返されているんだとつくづく感じる瞬間でした。

人間の文明が発達し、車や飛行機が発明され、電話や電気、テレビ・携帯・スマホと人々の生活は大きく変わっていますが、子を産み、育てていくという人間の営みは有史以前からずっと変わっていないのだと。

先人たちが経験してきた人生の甘くて苦い果実を自分もやっと経験しているんだと思うようになりました。

いつもは用が終わったらすぐ切る親との電話。
この日は、ついつい長々と付き合ってしまいました。

年々小さくなっていた親の背中が急に大きく見えた・・・

そんなことを感じたイクメンの何気ない日常でした。

(画像提供:Photo AC

[記事公開日:2014年7月31日]
[最終更新日:]

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