先日、親戚から3歳になる上の子の誕生日プレゼントとして、最近人気があるらしいダンボールで作れるママゴトキッチンの材料が届きました。
結構かさばるもので、なかなか床に広げて作業する時間もとれなかったのですが、子供が親元でお泊りしているスキマをぬって、作り上げたので、その商品レビューです。(サイズの参考に文房具バサミを置いてますが、ハサミは使いません。)
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基本的に、商品レビューを記事にする人の大半はアフィリエイト目的なので、商品の良いところしか載せないものですが、私としては、素直にオススメできないものだったので、率直なレビューを書かせていただきます。
今回の対象品はこちら、楽天で販売しているものでした。
ままごと キッチン ダンボール おもちゃ おままごと コンロ 段ボール 台所 1才 2才 誕生日プレ… |
この段ボールセット、軽く30分くらいで作ろうかなと思っていましたが、とんでもない
そのむずかしさの理由は、一つではありません。
- まず、説明書がやたらと分かりにくい!
- 段ボールなので、裏も表も見分けつきにくい!
- 段ボールにつけられた目印がそもそも目立ってなくて探しにくい!
- また折り目がやたらと分かりにくい!
そもそもこれだけ巨大な段ボールを広げて作業するのに、小さい子供が回りでうろうろしてたら作るのも一仕事です。
私は、一人のときに作ったのですが、結局、2時間半もかかりました。
たまにしかない子育てから解放されるイクメンの貴重な時間が、こんな段ボールに奪われたのか!?
と結構悔しい思いをしてしまいました。
確かに材料が段ボールなので、あとあと処分もしやすいし、カスタマイズの自由も効くのかもしれませんが、たとえば表面は白色にしておいたり、目印にはわかりやすく印字しておいたり、もう少し値段かけてもいいので分かりやすい商品作った方がいいのでは?というのが率直な感想でした。
早速、その過程を簡単に説明してみたいと思います。
まず、全てのパーツがそろっているか確認するのに、フロアに広げると、4畳以上のスペースが必要です。
(作りはじめたのはいいが、あとでパーツがなかったという苦い思い出があるので、この過程は大事です。)
そして、広げてはみたものの、どれも同じ色のダンボールなので、説明書と照らし合わせても、どれがどれだか、パズルゲームみたいで苦戦します。(ここで手間取るのは想定外・・・)
一番大きいパーツから始まるのですが、説明書でも「図のように」という表現がやたらと使われて、ここでもパズルゲーム。本物のダンボールは上下や左右、裏表を間違えると、この「図のように」がなかなか実現できません。
「アタリとは貼りあわせの際の目印のことです。」とあるのですが、微妙に切れ目が入っているだけで、どこにあるのか部屋が暗いと見つかりません!
他にも、この「二つに折り」など、山折りなのか谷折りなのか、さっぱりかかれておらず、またいくつか折り目があるので、どれのことがかなり判読しにくい。(折る前と折った後の図など、もう1ステップ図を増やして欲しいと思うところがやたらとある・・・)
なんだかんだ、苦戦しながらもとりあえず、こんな風に形になってきました。
この右下の説明では、折るときのコツとして直角の折るとキレイにしあがるとあるのですが、ダンボールに求められる精度ではありません。普通に折り目はつぶれやすいです。
ちなみに、こんな細かいパーツも全部ダンボールで自作しないといけません。これまた結構わかりにくくて苦戦するのですが、プラスチック製のものをとりつけるだけでよくね?と、心でツッコミが止まりませんでした。
最難関は水道の蛇口。何度もやり直しているうちに、ダンボールがふにゃふにゃになってきます。
ひそかにこの説明、専門用語が飛び交っていて、素人にはわからんだろ、と一人ツッコミ。
割と細かいところに凝っていて、きちんと作れば、ダンボールでもそれなりの強度になります。
ぶつぶつツッコミながらも、とりあえず完成しました。それなりの形になったので、良かったです。
ちなみに、工程を全て終えるまで、それなりにゴミも出ます。
なんか、パーツが余っていることに後で気づいたのですが、まぁもう出来たので良しとしましょう。
(多分、コンロの回す部分のワッシャーだと思いますが、我が家では50円の代わりに使っています。)
以上が、私の2時間半の力作でした。
男性が一人でこれくらいかかるのですから、ママさんが子供がいる環境で作るというのは、正直キツイと思います。
DIY好きならいいですが、工作が苦手であったり、家で制作のための広いスペースを確保できない方はやめた方が良いでしょう。
(まぁ、5,000円から20,000円する本物のままごとキッチンよりはずっと安価なのが、一番の売りだと思いますが。。。正直あまり子供は遊んでくれませんよ・・・ブロックとどっちが好き?と聞いたらブロックと言われました・・・orz)
※散らばりやすい、ママゴト系のおもちゃを収納するスペースとしては結構活躍してくれています。
最近みつけた、Amazonのこちらの商品の方がずっと作りやすそうです。色の違うパーツがあるだけでも全然違います。
[記事公開日:2014年1月25日]
[記事更新日:2014年1月25日]
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