こどもを抱っこしてあげて、腕の中ですやすやと寝始めたら、そーと布団の上に置いて、やっと自由になれると思いきや
赤ちゃんは突然目を覚まして、ホギャァホギャァと泣き喚く。
「背中にスイッチでもついてんじゃないか?」と思う育児の日常シーンです。
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私も久しぶりに新生児を抱える生活の中で、一人目の時はそんなに困らなかったのですが、二人目は抱っこしてあげてないと結構泣き喚きます。
そしていわゆる「背中スイッチ」が発動して、なかなか対策に手を焼いています。
私は割と抱っこが得意な方ですが、困ったことに、二人目は妻の抱っこよりも私の抱っこを求めます。
よほど気に入られてしまっていて、私が抱っこするとピタッと泣き止んでしまうのです。
イクメン冥利に尽きるですが、とりあえず、しばらく抱っこして心地よく眠りについた後が勝負です。
この背中スイッチをどう乗り越えるかで、私の自由時間が左右されます。
試行錯誤の結果、
背中スイッチを構成するいくつかのファクターに気づきました。
- 抱っこされている際の浮遊感
- 人肌のぬくもり
- 首回りの心地よさ
この3つを維持・または変化に気づかれずに手を離せれば、背中スイッチは発動しないという結論に達しました。
浮遊感を維持するのは難しいですが、要するに背中を屈曲できており、なおかつそこに体重や圧力がかからない体制です。
ゆりかごやオートスイングが効果を発揮するのは、このあたりが見事にクリアされているからだと思います。
そういう意味ではセンベイ布団ではアウトです。
柔らかい素材のおくるみなどで、ソフトなクッション性を実現できる「ねどこ」の準備が必要です。
そして、出来れば「ねどこ」を人肌で温めておきましょう。
(一番てっとり早いのは、「ねどこ」ごと抱えてあげて赤ちゃん自身の温度で温められる状態です。)
オススメはこちらのマルチクッション
妻が悪阻の時も重宝していましたが、授乳クッションにもなるし、ねんねクッションにもなります。(ちょうどくぼみが良い感じ)
そして、割と失敗しやすいもう一つの難関「首スイッチ」
首から手を離したタイミングで気づかれます。これは押したら発動するのでなく、離すと発動するやっかいなタイプ。
離すと発動するなら、離さないように腕を抜かないといけません。
腕枕状態のまま、まずは背中スイッチの発動を抑えて、「ねどこ」のステージをクリアします。
次に、腕枕した状態で、もう片方の手で、赤ちゃんの後頭部を支えてあげ、腕をそーと抜きたいところですが、
このタイミングで気付かれやすいので、ワンステップかませます。
腕をいきなり全部抜くのでなく、手のひらで一度とめます。
人肌をキープしておくことが大事です。(この状態では片側の手で首、片側の手で後頭部を支えています。)
そしてしばらく様子をみて、首を支えている側の手をぬき、次にそーと後頭部の手を離してあげるのです。
はい。見事に成功したらガッツポーズ!
赤ちゃんは寝てても、定期的にビクっと何かに反応するときがあり、
その際に人肌のぬくもりがないと再び泣き始めます。(モロー反射っていうみたいですよ。知ってました?)
2-3分程度でいいので、頭か頬に手で触れて、最後の「ビクッ」を乗り越えましょう。
※あと、決まった間隔でパッティング(手でやさしく叩いてあげる)してあげるのが赤ちゃんは落ち着きます。
目を覚ましていても、パッティングしてるとスイッチの発動が抑えられたりしますので、危ないときは思う存分活用しましょう。
以上、全ての赤ちゃんに当てはまるか分かりませんが、イクメンの参考話として。
(画像提供:Photo AC)
[記事公開日:2014年3月20日]
[記事更新日:2014年3月20日]
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